docomo 4G と au 4G の電界強度比較

巻頭言

8月1日からデュアル SIM (ahamo + povo 2.0) 運用を始めて、今週観光地へ行ってきたので、両者の比較をしてみた。

結論: docomo 4G と au 4G どちらもエリアはとても広い。人口希薄地帯では docomo 4G が有利かもしれないが、人がいるところ(特に屋内)では au のほうがいいかも

以下を読み進める前に注意事項です。

  • あくまでアンテナピクトの本数(おそらく最寄り基地局からの電波の電界強度)しか比較してません
  • スループットもレイテンシも計測していないので、ピクトの本数が少なくてもそれらの性能が上回っている可能性は否定できません
  • よって、「圏外ではない」という以外の評価(性能)はできないと思って見て下さい
  • 高速道路では助手席に座ってるときに確認しています

比較条件

  • 比較項目: docomo 4G (Xi) と au 4G (LTE) のアンテナピクトの本数
  • 使用した機器: iPhone 第二世代 (4Gのみ対応で5G未対応) のデュアル SIM
    • ahamo: eSIM
    • povo 2.0: nano SIM
  • 比較した地点: 3種類

比較結果

  • 両キャリアとも圏外になったことは一度もなし(すごい!)
  • 市街地と観光地は同じ傾向: 屋外は同等、屋内は au 4G のほうがピクト多い
  • 高速道路: docomo 4G のほうがピクト多い

考察

  • 屋内は常に au のほうがよかったので、docomo 4G は GHz 帯を、au 4G は 800MHz 帯をメインで使っている可能性がある
    • この想定が合っているとしたら、docomo 4G のほうがセルが小さくて、混雑時のスループットはよい可能性がある
    • 屋内は au のほうが安定してそう(実際には docomo 4G でも困ることはなかった)
  • 高速道路での状況を見る限り、極端に人が少ない場所(登山など)へ行くときは docomo 4G のほうがよいかもしれない
    • 一般的な生活を営むのであれば au のほうがよいかも

再度書きますが、あくまでアンテナピクトの本数を、場所を移動するたびにチラチラ見て比較した、というだけなので、参考程度に捉えて下さい。