書評: 記憶力を強くする

読もうとしたきっかけはとても利己的で、「楽にものを覚えたい!」と思ったから。どうも自分の記憶力は全くもってたいしたことがない。特に妻と比較すると大分覚えが悪い。そこで、なんとかならないかと思った…というわけ。

読後の結論として、もっとも大事なことは単純かつ言い古されてきたことで、それはすなわち「努力の継続こそ最も重要」ということ。いきなり「努力の継続が重要です」とだけ胃あれてもいまいち説得力に欠けるが、この本はそれを科学的に説明していて首肯するところ多く、大変な納得感とともにこの結論を受け入れることができた。というわけで私も、この本の読後約1週間たった今、まとめとしてこの読書メモを書くことで、記憶の強化を図っているところなのであります。

印象に残って、自分の行動が変わりそうなポイントは、

  • 6時間は睡眠を取らないと、夢を見ることによる記憶の整理(レミニセンス現象)が行われなくなる→4時間睡眠+細切れ昼寝、というのはちょっと危ないかも
  • 6時間を1日で勉強するより、2時間ずつ3日かけて勉強した方が能率的
  • 復習するなら1ヶ月以内にしないと復習の意味がない

といったところでした。