【文房具レビュー】ユニボール ファントム(Uniball Fantom)0.5

「消えるペン」といえばパイロットのフリクションシリーズですが、三菱鉛筆も対抗して新製品を出してきました。最大のポイントは「消去ラバーが軸ではなくキャップにある」という点です。フリクションシリーズは尻軸にあるので、キャップを尻軸に挿してしまうと消去できなくなります。どう考えてもユニボールファントムのほうが合理的です。さっそく購入して、書いて、消してみました。下記写真が結果です。

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はい、非常に残念なことに、ユニボールファントムで消すと、紙がシワクチャになってしまいます。原因は「ユニボールファントムの消去部分はラバーではなくプラスチックである」というところにありそうです。インクの色もフリクション0.5より薄く、フリクションプレミアム0.5には遠く及びません。残念ながら、これだけくしゃくしゃになるのでは、実用に堪えないでしょう。この2つの問題点が改善されるまでは、少なくとも私の中ではフリクションの独壇場が続きそうです。