TeX でファイルパスを記述する方法

url.sty パッケージを使うと、URLもしくはそれに類する文字列を整形して表示してくれる。しかしファイルパスのように、スペース文字を含んでいる文字列を表示しようとするとうまくいかない。なぜならurl.styパッケージはデフォルトであらゆるスペース文字を削除するよう設定されているから。解決方法は "obeyspaces" オプションを付けること。

\usepackage[obeyspaces]{url}

これでスペース文字を削除しなくなる。

もうひとつ便利なコマンドが "\path"。これは url.sty で定義されているコマンドで、バックスラッシュ(円記号)をエスケープなしで使えるようになる。つまりWindowsのパスを簡単に書ける。

\path{C:\Documents and Settings\tmishina}

References